1996年生まれの男の日記

平凡な平成8年生まれのサラリーマンの日記

人に恵まれてきた人生


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2月に仕事を退職した私は4月からまた仕事に就く。

ある意味ロックバンド活動を終え、サラリーマンになるということで、感慨深い気持ちがある。
大学を卒業するときにはあまり無かった感覚であり、きっと同級生は当時これを感じていたのだろうと思う。

加えて4月からの就職は俗にいう新卒用での就業であり、就業経験のある者が再度新卒として就職することは、世の中的にも中々ないことなのではないかと思う。

それについては別に書くとして、今回は今までの人生を振り返る的なことを書く。

タイトル通り、私はとにかく人に恵まれてここまで生きてきた。

地元の公立中学校に進学した私は、今に至るまで一番の親友と言えるほど話の合う、良い友達と出会うことができた。
公立という画一化されていない環境でこのような友達と出会えたことは運が良いとしか思えない。

都内の私立高校に進学後にも今に至るまで仲の良い友達に出会った。
彼らとは趣味が合い、彼らとしかできない話があるのが魅力的である。これも運が良い。

大学では変な人たちと出会った。
私も大概普通ではないく、大学生のサークルというものが嫌いではあったものの、その変わった人たちがいる居心地が良い場所にみを置けたのがよかった。おかげで大学生活を普通に終えることができた。やはり運が良い。

バンド活動においても対バン相手などから友達ができた。自分の書いた曲を評価してくれる者や、自分の性格を面白がってくれる人に出会った。
これまで自分が関わってこなかった環境で生きてきた人であるものの、価値観は合う、という稀有な友達を得ることができた。これは本当に運良かった。

4月に就職をする会社についても例外ではない。
普通は受けさせては貰えない新卒採用の試験を受けさせてくれた。
面接では普通の人は資格の話や勉強やボランティアの話をするのだろうけれど、私はロックバンド活動をいかに頑張ったかを話した。
その結果「良い経験をしたね。」と肯定してくれた。

人との出会いというのは兎角運だと思う。特にインターネットなどを見ていると、中々人と会う機会がなかったという人がいる。
私は本当にたまたま出会えたのだろう。

各ステップで本当に仲良くなれた人たちはせいぜい2,3人と言ったところだ。

それでも、一年を通して、その折々で連絡を取り合ったり、意見を交換できる友達ができたことが私はとても嬉しい。
人任せな話かもしれないが素晴らしい人格である彼らの存在が、僕の今までの人生を肯定してくれているような気がする。