1996年生まれの男の日記

平凡な平成8年生まれのサラリーマンの日記

1つの区切り


スポンサードリンク

昨年から続いていた12連休が終わった。
正直それ自体は問題ない。
これ以上休んでいたら一生会社に行けなくなりそうだ。

問題はそれではない。

昨日から妻の実家のある京都に行った。
出産のための里帰りだ。
なので今日妻を残して自分だけ東京に戻ってきた。

予定では3月に東京から転勤する。
つまり妻はもう今住んでいる家には帰ってこない、東京での生活は終わった。

京都に行く時は特段何も考えなかったが、今日東京駅につき、丸の内改札を出た時にふと考えてしまった。
嫁とは出会ってからずっと東京で過ごした。
同棲の頃から今住んでいる家までの距離も近かったため、行動のエリアはここ数年変わらなかった。
よく行った映画館やショッピングモール、スーパーのことを考えた。

帰路、目に映るすべてのものが、嫁とよく行く場所から、よく行った場所に変換されてしまった。
なんだかそれが物悲しく、連休の終わりがその喪失感を募らせた。

実際妻とは2週間に1回は会うのでなんら離れ離れという感じでもないのだが、一個の区切りを感じたのだ。
実家からもそう遠くないので全然また行けるのだが、そんな気分であった。

明日からまた頑張らなければならない。
この年末年始が充実していたのは昨年1年間を乗り切ったからに他ならない。
また今年も頑張って、まずは良いゴールデンウィークを迎えたい。